裁判所「未熟さや不安定さに付け込み、避妊具を付けずに性交及んだ」厳しく指摘

判決で福岡地裁(今泉裕登裁判長)は、江副被告の行為について
「SNS上で当時15歳の女子生徒と知り合ってからわずか4か月余りの間に、女子生徒が、その年齢やうつ病等のために精神的に不安定であることを十分に認識していたにもかかわらず、その未熟さや不安定さに付け込み、避妊具を付けずに性交に及んだ」
と認定。
「年少の女子生徒に、性交等が自己に及ぼす影響を理解し対処する能力が十分に備わっていないことに乗じた悪質な犯行であり、女子生徒の心身の健全な発達に及ぼす悪影響も懸念され、女子生徒の母が被告人に対する厳罰を求めているのも当然である」
と厳しく指摘した。