スポンサー企業にクラブはどんなことが出来るか、そこに挑戦するプログラムとは!?

プロジェクトがスタートしたのは8月19日。

サガン・ドリームス 小柳智之社長
「みなさんのキャリアを考える時期に入ってくると思うんですけど、一つの選択肢としてスポーツビジネスとかサガン鳥栖での活動など頭に入れて、この期間を大事にして頂きたい」


9日間に渡ってクラブ運営などについて学ぶこのプロジェクト。最終日には、サガン鳥栖と竹下製菓の両代表に「サガンの強みを生かした提案」を直接プレゼンするビッグイベントが参加者たちを待ち受ける。

本人提供

参加者のひとり、井上颯人さん(20歳)。鳥栖市で育った井上さんは、幼いころからサガン鳥栖のサポーターで、現在、イギリスの大学に留学中。今回は夏休み期間を使って参加した。サガン鳥栖の魅力を伝えるためにYouTube動画を自ら作成、発信もしている。

参加者・井上颯人さん
「(クラブの)内部からサガン鳥栖がやっていることを知りたいし、同じ志を持っている人たちがこれだけ集まっているからそういう人脈も作っていきたい」

サガン・ドリームス 成田均さん
「クラブで働きたいという学生が非常に多くて、夏休みを使って多くの方にその場を提供したいというのが始まりでした。(最終日には)Z世代の視点から、目からウロコの提案が出てきたら非常にうれしい」

8月22日、プロジェクト4日目はスポンサー企業のことを学ぶために、竹下製菓の工場へ。運転手を務めるのは、去年サッカー選手を引退した豊田陽平さん。元サガン鳥栖のエースで日本代表でもプレー、21年間もの長きにわたり、第一線で活躍し続けたクラブのレジェンドだ。

参加者・野口亮汰さん
「僕からしたら超ヒーローが運転してくれている…変な感じです」

豊田陽平さん
「(今回の企画は)包み隠さず見せるところは見せるというところが素晴らしいと思いますし、リスペクトに値すると。それがサガン鳥栖のため、スポーツ界全体のためになると思うし、そこに少しでも関与できてうれしい」