厳しい経営が続く平成筑豊鉄道の今後のあり方を考える協議会が29日、福岡市で開かれました。


福岡市博多区で開かれた協議会には、平成筑豊鉄道沿線の9市町村の担当者などおよそ30人が参加しました。

平成筑豊鉄道は沿線自治体の人口減少などで厳しい経営が続いていて毎年およそ10億円の赤字が見込まれているということです。

29日の協議会では北海道などで利用者の減少などを理由に鉄道からバスに転換した事例などが共有されました。

今年度中には鉄道維持、路線バスへの転換、BRTの導入など大きな方向性が決まる予定です。

先月実施県が実施したアンケートでは、鉄道維持を望む声が最も多く担当者は「今後、検討方法を考えて秋までに調査を終えたい」としています。