福岡県北九州市は16日、公用車のカーナビなど計60台でNHKの受信契約漏れがあったと発表しました。

未払い額は約530万円になります。

北九州市は、全国の自治体でNHK受信料の契約漏れが相次いでいる問題を受けことし6月から調査を開始。

その結果、公用車のカーナビ40台とワンセグ対応の業務用携帯電話やテレビ20台で契約漏れがあったということです。

北九州市によりますと、最も古いもので2010年度から契約漏れがあったということで、市は未払い額約530万円について今年度中に支払う予定としています。

契約漏れの原因について市は「契約が必要な受信機についての認識が不十分だった」としていてカーナビや携帯電話については、「テレビが映ることを知らなかった」と説明しています。

また、テレビについては会議室でモニター用として使っていたため、申告漏れしていたケースもあったということです。

北九州市は年度ごとに実施している確認作業の際に契約が必要な機器を細かく示すなど再発防止策を徹底するとしています。