半導体産業の拠点化に向け福岡県の新たな施設が糸島市に開所しました

官民が一体となって最先端の技術開発と人材育成を進めていきます。

福岡県 服部誠太郎 知事
「このセンターから新たな技術、新たな製品を生み出し、世界に羽ばたく企業を目指していきたい」

25日午後、糸島市で服部知事らが出席し「福岡超集積半導体ソリューションセンター」の開所式が開かれました。

この新たな開発拠点は、すでに県が設置している「三次元半導体研究センター」と「社会システム実証センター」を統合したものです。

半導体を製品として完成させる「後工程」の技術開発にあたって、企業などがセンターの設備を利用し設計・試作から実証までを1か所で行うことができます。

また、他の機関と連携し日本では初めてとなる「後工程」に特化した実習講座を今年度中に開く予定で、人材の育成にも力を入れていくということです。