暴力団排除の意識を高めようと福岡県北九州市で22日、「暴力追放大会」が開かれました。大会には市民などおよそ600人が参加し、暴排への決意を新たにしました。

22日、北九州市小倉北区で開かれた「暴力追放大会」には、市民のほか、武内市長や福岡県警の幹部などおよそ600人が参加しました。

はじめに福岡県警の住友一仁本部長が、「暴力団の壊滅と関与する犯罪の摘発に向けて、今後も一切手を緩めず対策を進めていく」と抱負を語りました。
大会では暴力団排除に取り組む団体の表彰が行われたあと、参加者が声をあげ、暴排への決意を新たにしていました。
「暴力団を利用しないぞ!」
この大会は22年前、工藤会の組員がクラブに手榴弾を投げ込んだ事件のあとに制定された、「市民暴排の日」にあわせて毎年開催されています。