◇8月20日(水)福岡ソフトバンクホークス(1位)vs埼玉西武ライオンズ(5位)/みずほPayPayドーム/午後6時試合開始

週末に行われる日本ハムとの首位攻防3連戦を前に勢いをつられるか、ソフトバンクにとっては重要な一戦となる。

20日の試合のポイント・キーマンについて、RKB野球解説者の秋山幸二氏に聞いた。まず、投手については、「西武に3戦3勝と相性のいい先発予定の上沢が西武打線を手玉にとれるかに注目したい」と話した。上沢直之は今季8勝6敗で、そのうち3勝を西武戦であげている。また、8月は2戦2勝で防御率1.38と安定感抜群の投球を見せている。20日の試合も試合を作る投球に期待したい。

一方の打線について秋山幸二氏は、「本当に強い、2点取られてもすぐに逆転した。チーム状態もいい。」と絶賛した。20日に先発予定の西武・松本航は前回対戦で初回に5得点を奪った相手で、「今回も早い回に点をとることができるような展開に持ち込みたい」と展望した。また、1軍に復帰した今宮健太は2四死球に1犠打とチームの勝利に貢献したが、秋山氏は「集中して打席に入れていた。スイングも守備も問題ないし、内容的にも悪くない」と期待を込めた。好調打線の潤滑油としての働きができるか注目だ。