県内の多くの小学校では、あと1週間ほどで夏休みが終わります。
そこで気になるのが、夏休みの宿題。
今、ラストスパートをかけて頑張っている小学生も多いかもしれませんが、その夏休みの宿題に、ある異変が起きていました。
夏休み終盤 実験体験イベントは大盛況

福岡市中央区六本松の福岡市科学館で行われた「かがく夏まつり2025」。
夏休みの自由研究に活用してもらおうと開かれたもので、約1500人もの小学生らが参加しました。

子供たちに指南しているのは、福岡市内の大学生や高校生たち。
学校ごとに分かれたブースでは、得意とする専門分野をテーマに児童たちが実験などを体験できます。

たとえば、西南学院大学・高校のブースでは、標本作りに挑戦。植物の葉脈について学べます。

参加した小学生
「(葉脈が)うじゃうじゃしてる。海苔みたい」

大学院生
「物理学も子供にとって身近に感じてもらえるように工夫してます」

こちらは、福岡工業大学のブース。身近な材料で簡易的な2足歩行のロボットを作ることができます。

参加した小学生
「楽しかった」

福岡大学 林壮一教授
「子供たちが『かがく』が楽しいことを気づいてくれて、親御さんと一緒に家で楽しんでもらえるイベントとして企画しました」

夏休みの宿題の定番、自由研究をめぐっては、教育現場で”ある変化”が起きています。






