福岡市は、市内に住む0歳の女の子が「はしか」に感染したことを明らかにしました。

0歳の女の子は、「はしか」に感染していた県内に住む40代の男性と同じ建物にいたということです。

「はしか」に感染したのは福岡市内に住む0歳の女の子です。

0歳の女の子は、「はしか」に感染していた県内に住む40代の男性と同じ建物にいたため経過観察をしていたところ、15日に熱と鼻水の症状が出て医療機関を受診。

「はしか」に感染していたことが判明したということです。

「はしか」に感染すると、高熱とともに赤い発疹が全身に広がるほか、免疫力が低下し、脳炎などの合併症もみられることがあります。

感染力が極めて強いため、手洗いやマスクのみで予防できないものの、1歳と小学校に入る前の2回予防接種を受けていれば95%以上の人が予防できます。

福岡市は、発熱や倦怠感、咳や鼻水など「はしか」が疑われる症状が出た場合には、公共交通機関の利用を控え、事前に連絡してから医療機関を受診してほしいと呼びかけています。