北九州市の皿倉山の滑り台で、けが人が相次いでいる問題です。
武内市長は、着地場所を改良するなどの対策を検討していく考えを示しました。

北九州市八幡東区の皿倉山 山頂にある全長およそ30メートルの「ロングスライダー」をめぐっては、けが人がいたことが判明し6月3日から利用を停止しています。
市に寄せられた情報によると、これまでに幼児を含むあわせて9人が骨折などのけがをしていたことが明らかになっています。

武内市長は4日の定例会見で、着地点のゴムマットをより厚いものに改良することや、正しい滑り方を伝える「滑り台サポーター」を配置するなどの対策を検討していく考えを示しました。

北九州市 武内和久 市長
「このまま(寝転んで)落ちて尾てい骨をけがされる方」
「着地点に様々なけがの原因が集中していると現時点で見受けられる」
市は対策が取れ次第、利用を再開する方針です。