福岡県北九州市で夏の風物詩「小倉祇園太鼓」が始まります。
打ち初め式を前に、祭りのシンボルである山鉾のすす払いが行われました。

1日、小倉北区役所のロビーでは、山鉾のすす払いが行われ、小倉祇園太鼓保存振興会のメンバーがはたきなどを使って1年間のほこりを丁寧に落としていきました。

この山鉾は明治時代に作られ、祭りのシンボルとして保存されていて、高さは4.4メートルになります。

小倉祇園太鼓保存振興会 新井義則 常任理事
「最初の幕開け行事なので、これを皮切りに明るく楽しいお祭りをやりたい」

午後7時からJR小倉駅前で開かれる「打ち初め式」を皮切りに、太鼓の練習が解禁となり勇壮な音色が街に響き渡ります。

本祭りは7月18日から3日間行われ、バチさばきなどを披露する太鼓総見は20日に行われます。