福岡県北九州市で30日、複数の児童が湿疹などの症状を訴え一時中止されていた小学校の水泳の授業が再開されました。

北九州市八幡東区の花尾小学校では、30日午前、小学5年生の児童およそ100人が水泳の授業に参加しました。

北九州市では6月23日、小倉南区の高蔵小学校で水泳の授業の後、複数の児童が湿疹などの症状を訴え病院に搬送されました。

北九州市は、小中学校など150校で水質検査を実施し異常がなければ、順次水泳の授業を再開しています。

児童「プールが出来ないと聞いて残念だったけど、再開されて嬉しかったし楽しかったです」

花尾小学校 松山修司校長「子供たちが楽しみに待っていた水泳学習ですから、皆の笑顔があふれる水泳学習になった」

北九州市教育委員会は高蔵小学校の児童の湿疹についてプールサイドのタイルに手をついた際の圧迫痕だった可能性があるとしています。