外国人がデマに惑わされず災害時に適切な行動を取ることができるよう情報発信のあり方について学ぶ勉強会が福岡市で開かれました。
福岡市中央区で28日開かれた「防災・災害外国人への情報発信セミナー」には、領事館の職員や留学生支援の担当者、外国人労働者を採用している企業の担当者などおよそ30人が参加しました。
防災心理学を専門とする九州大学の杉山高志(すぎやまたかし)准教授が「災害時、命をまもる情報発信のコツ」と題して講演しました。
●九州大学杉山高志准教授
「情報の重要性と、曖昧さが大きければ大きいほど噂が広がる可能性が高いです」
参加者は地震を予知するうわさやデマに対しSNSで注意喚起をする文案を作成するグループワークを行うなどして、正しい情報発信のあり方について学んでいました。