コメ価格の高騰やコメ不足が続く中、収穫したコメが受け取れる「コメ作り体験」プログラム、いわゆる”棚田オーナー”に応募が殺到しています。
プログラムに参加し田植えをした消費者から聞かれたのは、5キロ3000円~4000円という今の価格、「案外、普通の値段なのかもしれない」「今までが安すぎたのかも」という声でした。
「だから、コメを作る人がいなくなるんだよ」主催する代表の言葉が突き刺さります。
棚田で1年間コメづくりを体験「田縁プロジェクト」

福岡県糸島市瑞梅寺地区に広がる棚田です。
先日、梅雨の合間を縫って行われた田植え。
子供から高齢者までおよそ40人が汗を流していましたが、彼らは農家ではありません。

NPO法人「田縁プロジェクト」の参加者たちで、棚田の整備から田植え、そして稲刈りと1年を通してコメづくりを体験します。
参加者
「めちゃくちゃいいですね、自然の環境でできますし、なんか自分で育てて、とってそれを食べるみたいな」
この日は田植えの最終日。
田んぼの真ん中は田植機ですでに植えていますが、端の方は機械が入れないため手で植えなければなりません。

RKB 堺恭佑記者
「多分小学校で体験して以来の田植えです。もうなんかわくわくします。これを今から植えていきます」
息子と参加した母親
「なかなかないじゃないですかこういうのって、すごい楽しいです。いい経験ができるので」
記者
「お母さん楽しそうですね」
息子と参加した母親
「楽しいです」







