福岡市と北九州市で走っていた別々の車両を組み合わせた3両編成の「2000形2003号」。最大で7編成あった「2000形」で7日まで運行を続けていた唯一の車両です。

荒木助役「この電車は長いから制動距離が普通の電車より長くてブレーキの効きがとても悪い、重たいし長いし、この電車に乗るときは緊張する車両だった。そういうのを経験して一人前になる。懐かしいですね」

荒木さんが苦楽をともにしてきた「2000形」ですが、老朽化には勝てませんでした。

荒木助役「この車両と一緒に歩んできたので寂しくなりますね。巡り合わせで私が運転できるようになったので、最後のありがとうという気持ちを思いながら運転したい」