北九州市やその周辺に進出・計画しているEV=電気自動車関連の企業です。

EVに関連した工場の進出が続いていますが、先月このエリアに予定されていた日産自動車のEV向けバッテリー工場建設が断念されました。
先行きに不透明感が出始めているEV。
現在地を取材しました。

岩本大志 記者
「特別支援学校のスクールバスなんですが、よく見てみるとこちらには非常用のコンセントがついています。実はこれ電気自動車なんです」

北九州市の特別支援学校に導入されたEV=電気自動車のスクールバス。

災害時には非常用電源としての活用も想定されています。

このバスを製造したのは、若松区に本社を置く商用電気自動車のベンチャー企業EVモーターズジャパンです。
去年12月に国内で初めて商用EVの組み立て工場の一部が完成し、現在、国内向けに製造が進められています。

いよいよ本格的に量産が始まったEVバスはどういったものなのでしょうか。

岩本大志 記者
「おー・・・音があまりなく、加速がスムーズです。大型バスを運転している感覚があまりないくらいなめらかです」

想像以上にパワフルで大型車両にもかかわらず、静かに走行するEVバス。

この日は海外からの視察も・・・。

投資家
「スムーズでアクセルとブレーキの効きもよかった」

EVモーターズジャパン 佐藤裕之 社長
「経済合理性がエンジン車よりも成り立つという所を早く証明しないといけない。それが出来ればEV化は加速すると考えています。北九州、福岡九州こちらから商EVを世界に発信していけるような動きが取れると良いなと思ってます」