暑さの中で作業をする際、熱中症になるのを防ぐため、6月1日から職場での熱中症対策が義務化されました。
実際にどんな対策を新たに講じているのでしょうか。
建設現場では「深部体温」を測定

40代女性
「日差しがこれぐらい強いと風があってもあまり・・・。多分もうちょっとしたらもっと暑くなるからそしたらあまり外で遊べなくなる」

ペット連れの50代男性
「夏になったら犬の毛を切ろうねと娘が言っています、6月中にはカットするんじゃないかな」


4日の九州北部地方は広く高気圧に覆われ、午前中から気温がぐんぐん上がり、福岡県久留米市では今年最高の30.2℃を観測しました。

RKB 本田奈也花 アナウンサー
「現在の気温は手元の温度計で31℃。日差しが突き刺すように暑いです。そんな暑い中で作業に追われているのが工事現場の皆さんです」
大手建設会社の大林組です。

作業員の様子を見てみると、ファンがついた作業服を着ていたり腕に何か付けていたりと様々な対策をしているようです。

作業員
「深部体温を測ってアラームで知らせてくれる」
深部体温とは脳や臓器など体の機能を守るために一定の温度を保っているもの。

上がり過ぎると、危険な状態になり、リストバンドが警報音で知らせてくれます。
大林組では今年から着用を強化しています。
また取材を続けていると…

場内放送
「切りの良いタイミングで10分休憩をし、水分・塩分を補給しましょう」
毎時50分に場内放送で作業員に休憩を促します。