26日、備蓄米の随意契約の詳細が発表され、小売業者による申し込みが始まりました。福岡の業者も手をあげています。一体、いつ、いくらで店頭に並ぶのか?そして、備蓄米以外のコメの価格はどう変わっていくのでしょうか?

「コメ高すぎる」消費者は悲鳴 小売店「値下げできない」

福岡市東区のスーパーマーケットです。コメの売り場には5つの銘柄が並び、価格は4300円台から4600円台で販売されていました。

来店客「高い。高すぎる。食費に占める割合の中でお米がダントツ一番なんですよ」

Q.備蓄米の入荷は?
エムズ美和台店 久松浩一店長「今のところうちとしてはないです。問屋さんが仕入れることができれば販売はしたいと思っています。値段がそれだけ安く販売することができますので。出来る限りお客様に買いやすい値段で販売することができればお店としても助かる」

ただ、備蓄米を安く販売できたとしてもそれにあわせて店頭に並ぶコメの価格を下げることは難しいと言います。既に高い価格で仕入れているためです。

エムズ美和台店 久松浩一店長「今の値段でいければいいと思いますけどね。値引きはないと思います」

止まらないコメの価格高騰を受け、流通の現場は新たな局面に入りました。