RKB原口佳歩「佐賀県の肥前鹿島駅では、博多とを結ぶ特急の数が3分の1ほどに減りました」


長崎線の肥前鹿島駅。新幹線開業に合わせた在来線のダイヤ改正で、博多との間を結ぶ直通の特急列車は1日45本から14本に減りました。普通列車で江北駅まで行き、運行本数が圧倒的に多い武雄温泉方面からの特急に乗り換えることが増えたということで、利用者からはさまざまな声が聞かれました。


「乗り継ぎしないといけなくて、ちょっと不便かな」
「いろいろこっちで仕事してそれで特急に乗って大丈夫だったんですけど、今はちょうどいい時刻がないもんだから。見捨てられたという感じ」

◆企業の半数「事業に影響が」


地元企業のビジネスにも影響が出ています。鹿島商工会議所が実施したアンケート調査では、ほぼ半数の企業が、特急の減少などで「事業に影響が出る」と回答しました。