年金支給日の15日、ニセ電話詐欺による高齢者の被害を防ごうと、警察などが注意を呼びかけました。

15日午前、福岡市西区の郵便局で「ニセ電話詐欺被害防止キャンペーン」が行われました。

西警察署の署員らが”湯るすな詐欺”と書かれた入浴剤や詐欺の電話がきた場合のハンドブックなどを高齢者に配り詐欺への注意を呼びかけました。

福岡県警・西警察署 生活安全課 西川創二郎 課長
「年金支給日は手元にお金が入るのでそこを犯人側はついてきますので十分に気を付けていただきたい」

警察によりますと、福岡県内で去年1年間のニセ電話詐欺などの被害はおよそ7億3500万円に上ります。

警察は、「少しでも不安に感じたら一度電話を切って、すぐに相談してほしい」と呼びかけています。