福岡ソフトバンクホークスは、12日、育成の山本恵大外野手を支配下登録すると発表した。背番号は「77」に決まった。
離脱者続出の外野手で救世主となるか。11日の試合で、4試合ぶりにスタメンの柳田悠岐が6回、自打球を右すねに当てて、途中交代。試合中に病院へ直行した。チームでは、昨季パ・リーグMVPの近藤健介も腰の手術を受け、競技復帰まで2、3か月かかる見込みなど、主力外野手が相次ぎ離脱する緊急事態のなか、ファームで猛アピールを続ける育成の山本恵大が支配下登録を掴んだ。
4年目の山本は、21年育成ドラフト9位で入団した左打ちの外野手。今季2軍では、37打数18安打で打率4割8分6厘、OPS1.415、得点圏打率6割と圧倒的な数字を残していた。
11日の試合前、取材に応じた小久保監督は山本について「ファームではダントツで支配下登録に近い選手」と評価していた。
21年の育成ドラフト組では、4人目となる支配下登録。(同2位・川村友斗/同4位・三浦瑞樹※現・中日/同14位・仲田慶介※現・西武)
これでソフトバンクの支配下登録選手は66人となった。







