4月1日付けで福岡市に開校した学びの多様化学校の教室などが、公開されました。

不登校の生徒などおよそ100人が入学する予定です。

不登校の生徒など95人が入学予定

RKB 西尾健佑 記者
「図書室にはいってみると、多くの漫画が目につきます。子どもたちがリラックスできる環境をつくっているということです」

福岡市早良区百道の福岡市教育センター内に設けられた百道松原中学校は、福岡市で初めてとなる学びの多様化学校です。

不登校の生徒や登校のしづらさを感じている生徒などを対象にしています。

教室は、元々、研修室として使用されていた場所を改修したもので、図書室には、コミュニケーションをとる目的でカードゲームなども置かれています。


一般的な中学校に比べて年間の授業時間は、250時間ほど少なくゆとりをもった時間設定となっています。


百道松原中学校 廣瀬知己 校長
「学校というところに来ることがいいなと思えるように、先生たちが温かく迎えて集団の中でなにかを学び、社会的自立につながるような学校生活を送っていきたい」

百道松原中学校には今年度、1年生から3年生の95人が入学し、4月24日に開校式が開かれる予定です。