近年のホークス開幕戦

さて、ここで、最近のホークスの開幕戦、象徴的なシーンを思い出してみると…

まず2019年。度肝を抜いたのは、千賀が投じた初球。なんといきなり自己最速の161キロ。ドームが一瞬どよめいた。打っては、松田の通算1500安打となるメモリアルアーチが飛び出した。

コロナ禍で開幕が6月になった2020年は、延長10回に栗原がサヨナラ安打で決着。

2021年は、ホームラン祭り!今宮、周東、柳田、甲斐から一発が生まれ、球団タイ記録の開幕戦4本塁打で快勝した。

2022年は、ホークスが1点を追う8回、ガルビスが来日1号の逆転満塁ホームランを放ち、勝利を呼び込んだ。

2023年は、初の開幕投手に指名された大関の好投に6回、栗原が先制3ランで応えた。

小久保監督就任1年目の昨年は8年ぶりに敵地での開幕。注目のFA移籍・山川の初ホームランで勝ち越し。開幕戦から4番の仕事を果たした。

開幕投手以上に緊張するのは?

ただ、今年の開幕戦、ここ数年と違うことが1つだけある。それは扇の要に甲斐がいないことだ。

2018年以降7年続いていた甲斐の開幕マスクに代わって、今年は海野・谷川原・渡邉陸のうち誰が務めるのか?開幕投手以上に緊張するに違いない。

2025年はどんなドラマが用意されているだろうか。