増加する国際線の旅客数

今回のリニューアルの背景にあるのは、福岡空港の国際線旅客数の増加です。
運営会社の福岡国際空港によりますと今年度の国際線旅客数は過去最高の850万人となる見通しです。
その数はさらに増え続けると予想されていて、福岡国際空港では2028年度には1000万人、2048年度には1600万人まで増やすことを目標としています。
増加する利用者に福岡空港を楽しんでもらうとともに混雑の緩和を図ろうと今回、リニューアルが実施されました。
フードコートに「屋台街」 保安検査場にはスマートレーン

今回、新たに設置されたフードホールのデザインコンセプトは「にぎやかな屋台街」であわせて8店舗が出店。

「とりかわ」や博多ラーメンなど福岡・九州を代表するグルメを楽しむことができます。

また、保安検査場にはスマートレーンを導入。
手荷物からパソコンや飲み物などを取り出す必要がなくなり、処理能力はこれまでの2倍以上となって、混雑緩和が期待されています。
福岡国際空港 国際施設開発推進部 鯵坂裕子 部長
「地元、地域の皆様から愛されるオンリーワンの空港を目指していきたいという思いです」