普段は焼酎の水割り2合 事件の日、被告が飲んだのは・・・

裁判では、犯行前に摂取していた「アルコールの影響」が、最大の争点となっている。

被告本人の証言をもとに検察が作成し提出した証拠資料によると、
事件当日に廣瀬被告が飲んだ酒は以下のとおり

【1軒目の寿司店】
 ビール中ジョッキ1杯 瓶ビール中瓶1本 ハイボール中ジョッキ2杯

【2軒目の焼き鳥店】
 ハイボール中ジョッキ2杯 焼酎ロック6杯

【3軒目のスナック】
 焼酎の水割りを1杯

元妻の証言によると婚姻中、廣瀬被告の飲酒量は、1日に焼酎の水割り2合程度だったという。

検察官:どこまではっきりと記憶していますか
廣瀬被告:酒を飲んでいますので断言が難しいと思います

検察官:焼き鳥店まで記憶ありますか
廣瀬被告:はい

検察官:スナックは覚えていますか
廣瀬被告:覚えていません

検察官:カラオケをしたことは覚えていますか
廣瀬被告:覚えていません

事件当日について廣瀬被告は、焼き鳥店の途中からスナックまで記憶を失い、犯行時のことも「覚えていない」「思い出せません」など、断片的な記憶しかないと述べた。

廣瀬被告:私が「もう1軒行こう」と言って、妹が「もういいっちゃ」と言った
     断片的で絶対そうとは言い切れませんが、
     そういう会話があった記憶があります