◆担任教諭が代わるごとに説明
永松さんは、吃音について少しでも理解してもらおうと、担任に事前に説明をしています。

母親の亜沙美さん「学年が上がるごとに担任が毎年かわるんですけど、その時に先生に渡して説明して、吃音イコールどもるというのが、なかなか理解されていない世の中だと私は思う。吃音症ってなんだろうみたいな。1人でも多く広められたらと思うんですけど」
◆「吃音」でいじめ、就職活動でも・・・

北九州市小倉北区で、カフェを営む所純雄さんです。子供の時、吃音を理由に周りから嫌がらせを受けました。
所純雄オーナー「中学生1年の最初のほうが、いじめとかあった」

就職活動では忘れられない出来事も・・・
所純雄オーナー「集団面接で4人で、あまり思い出したくもない状況だったんですけど、かなりどもってしまって、ほかに受験した人まで笑ってしまうぐらいに失敗してしまって、一緒に集団面接を受けた人から面接終わった後、『お前のせいで笑ってしまって、こっちまで迷惑よ』と言われてしまって、その日も落ち込んでしまった」

◆電話の音で緊張
社会人になってからも電話の音が鳴ると緊張します。

所純雄オーナー「ピザの宅配のメインの店で、電話応対があって、電話が鳴るだけでかなり動悸がすごくして、ひどいときは電話とった後20秒くらい言葉を言おうとしても一言も出ないこともあって、当たり前ですけどお客様から叱られることもありますし」







