33年前、女の子2人が殺害された「飯塚事件」の再審請求で、福岡高裁は30日、弁護団が開示を求めている事件の「証拠目録」をまず裁判所に提示するよう検察側に勧告しました。
これを受け、福岡高等検察庁は、勧告に「応じる」と福岡高裁に回答しました。
今後、検察側が提示した目録を裁判所のみが確認し、開示の必要性を判断することになります。
小学1年の女の子2人が殺害された「飯塚事件」

この再審請求は1992年、小学1年の女の子2人が殺害された「飯塚事件」で死刑が執行された久間三千年 元死刑囚の遺族が求めているもので、去年6月に福岡地裁が第2次再審請求を棄却し弁護団が福岡高裁に即時抗告しています。