”あまおう味のイチゴ”県外でも生産可能に!?

福岡県農業総合試験場 2002年

育成者権とは知的財産権のひとつで、新しい品種の開発者だけが「種子」や「苗」の販売が出来るというものです。そのため、これまでは「あまおう」を開発した県が、福岡の登録農家に限り苗を販売し、譲渡を禁止していました。

ただ、この育成者権が19日で切れたため、20日から福岡県外でも「あまおう」と同じ品種が生産できるようになりました。

沖縄からの観光客
「これが作れたら、地元で食べられたら最高ですね。自分は全国で食べられるのもいいかなと思います」

福岡県民(小学4年生)
「あまおうが一番好きです。美味しかったり、高そう。値段的に」

福岡県民(小学1年生)
「甘いところが好きです」

福岡県民
「福岡の特権でやってきたものですので、それが外に出るのは喜ばしいことはではない。福岡の特有のものとして守っていきたいのが県民としての願い」

「あまおう」という名前は商標登録をされているため、今後も福岡県産のものにしか使えませんが、同じ味のイチゴが別の名前で出回る可能性はあります。