障害者スポーツの一つで、壁をどれだけ高く登れるかを競う「パラクライミング」。
この競技を始めてわずか1年足らずで、日本代表となった女子高校生が福岡県田川市にいます。
目指すは、4年後のロスパラリンピック出場です。
先天性の脳性まひ 右半身に軽度のまひ

朝強い?「弱いです」
起きるのきつくない?「きついです」
福岡県田川市にある県立東鷹高校2年の二橋 真音衣(まとい)さん。

真音衣さんは先天性の脳性まひのため、右半身に軽度のまひがあります。

生徒会の活動などに熱心に取り組む真音衣さんが、放課後、向かった先はー

壁を登るボルダリングの施設です。
パラクライミング日本代表 二橋 真音衣さん
「右足があまり使えないから普段の練習から右足を意識して登るようにしています」
15メートルの壁 登った高さ競う
真音衣さんは、高校1年の時に家族からの勧めで、障害者のクライミング競技である「パラクライミング」を始めました。

パラクライミングは障害の程度によってクラス分けされ、およそ15メートルの壁を登った高さを競います。