障害者も楽しむことができる演劇、「バリアフリー演劇」がこのほど福岡市で公演されました。

バリアフリー演劇に取り組んでいるのは東京の劇団ですが、この劇団を支えているのは福岡市の女性です。

「バリアフリー演劇」とは

「フランスのために立ち上がりましょう!」

百年戦争の際フランスのために戦ったジャンヌダルク描いた「ジャンヌダルク ジャンヌと炎」。

演じているのは「東京演劇集団 風」です。

一見普通の演劇ですが、よく見ると、舞台の上で手話通訳をする女性がいます。

そして、セットの後ろにはセリフの字幕。

実はこの演劇、障害がある人も楽しむことができるバリアフリー演劇なのです。

東京演劇集団 風 代表・俳優 柳瀬太一さん「盲の方、ろうの方のために情報保障というところから始まったが、実際にやっていく中で、障害もあらゆるものがあるわけで、様々な障害のある人もない人も一緒に楽しめる演劇、そういう場を作れないだろうかと」