猛暑でイチゴに異変

さらに今年は猛暑の影響でクリスマスケーキの主役とも言えるイチゴにも異変が・・・。

糸島磯本農園 宝金愛理さん「最近まで天井とかに寒冷紗という、涼しくなるように1枚黒い布をひいて、日光が入り過ぎないようにしました。資材費とかが高騰しているからその分(価格が)上がっていくかもしれないですね」

こちらは今年9月に撮影した広川町のイチゴ農園です。
イチゴの苗のほとんどで、葉の一部が枯れていました。
さらに、秋になっても暑い日が続いたため、花芽の生育が遅れ、例年9月20日ごろに行う苗の植え付けが10月上旬までずれこみました。
「クリスマスに間に合わないおそれも」
クリスマス用のイチゴは9~12グラムのMサイズが主流ですが、JA全農ふくれんは「クリスマスシーズンに出荷が間に合わないおそれもある」と話しています。
今年のクリスマス用イチゴの卸売価格は、1パックあたり1000円を超える見込みで、1000円を超えるのは、豪雨の影響を受けた2017年と2018年以来です。
フランス菓子果摘 楠本克実オーナーシェフ「なるべく地元のイチゴを使うようにはしています。今年は気温が高くてイチゴの出来が悪いという話を聞いているので怖いですね。一粒100円のイチゴになってくるのかな」