「TSMC」の熊本進出で期待高まる

半導体に特化した展示会が九州で開かれるのは今回が初めて。

台湾の半導体大手、「TSMC」の熊本進出を契機に期待感が高まっています。

半導体産業展実行委員会 安浦寛人 実行委員長「九州は半導体産業に関しては日本の3割~4割つくりつづけてきた。台湾と同じような世界的なポジションをとっていけるんじゃないかと思います」

課題は人材育成

福岡県内には400社を超える半導体関連企業がありますが課題は人材育成です。

会場ではセミナーも行われ、半導体を学ぶ学生や企業の関係者が熱心に聞き入っていました。

学生「半導体の最先端の技術を使って研究をしてみたい」

半導体セミナー来場者「半導体事業の環境情勢がどのようになっているのかというのを聞き出せたらなと思ってきた」

かつて世界の半導体の2割を生産してきた九州。

新たなシリコンアイランドを目指し、国内外からの企業の集積と地場企業のこれからの動向に注目が集まります。