◆事件の2か月前40代女性を襲う「傷つけようと思って後ろをつけた」
八並被告は、女子児童に性的暴行を加えた事件の約2か月前にも、女性を襲っている。
去年10月2日、福岡市東区千早の路上で、通行中の女性(当時49)を押し倒し、全治10日間のけがをさせたとして、傷害の罪にも問われた。傷害の罪については起訴内容を否認し、無罪を主張した。
弁護側によると、八並被告は傷害事件の前日の夜から、福岡市東区のバーで酒を10杯近く飲んでいた。その後帰路に就くも、帰る方向を誤り、午前1時半から午前2時頃にJR千早駅に到着した。始発に乗ろうと考え、公園のベンチなどで時間を潰していた八並被告は、午前4時頃、被害者の女性を見つけたという。
八並孝徳被告 傷つけようと思って、後をつけました
八並被告は、「気持ちが薄れてつけるのをやめた」、「被害者が転倒した」と述べ、傷害については否認した。
弁護士 被害者がしりもちをついた後どうしましたか
八並孝徳被告 被害者が大きな声で叫んだので大慌てで逃げました
弁護士 現場では触っていない?
八並孝徳被告 被害者が倒れた時に自分自身が全く触れた感覚がなく、逮捕状を見た時びっくりしたので触っていないと思います 触っていないです
検察官 傷害の件で逮捕される前の取り調べで「待ち伏せをしていたところちょうど女性が走ってきたので暴行を加えましたという発言をしていますが?
八並孝徳被告 覚えていないです