中村被告はこのほか、過去に「てんかん」の発作で意識を失ったことがあるにもかかわらず、免許更新の際の質問票にうその回答をしたとして、道路交通法違反の罪にも問われています。

26日の初公判で中村被告は、「間違いありません」と起訴内容を認めました。

検察側は「てんかんと診断後、医師から『2年間は運転禁止』と言われていた」としたうえで、「車の運転が趣味など身勝手な理由で忠告を無視して運転した」などとして、懲役5年を求刑。

一方、弁護側は、「社会の更生の機会を与えるのが相当」として執行猶予付きの判決を求めました。