慢性的な渋滞が問題だった福岡空港に新たな駐車場がオープン

連休時に利用者が増えるのが空港です。
福岡空港国内線に16日、新しい立体駐車場がオープンしました。

各フロアには「博多にわかのお面」や「あまおう」、「ラーメン」など福岡の象徴的なイラストが描かれ、車を止めた場所が分かりやすいよう工夫されています。
外装は博多織をイメージして建築家の隈研吾さんがデザインしました。
16日にオープンする、福岡空港国内線の新しい立体駐車場は9階建てで、収容台数は1617台。これまでの約2倍です。
1階には、送迎用の降車スペースも整備されました。

福岡国際空港国内営業開発課 岩本哲也課長「これまで多くのお客様が待ち時間が発生するということがありましたけれども、スムーズに快適にご利用いただけるんじゃないかと」

16日から駐車場の30分ごとの基本料金は250円とこれまでより50円値上げするほか、24時間の最大料金は3500円、利用客が多い時期は4500円になります。
これまで、車が多いときは駐車場に入るまでに50分ほど待つ日も。
最近では国際線の駐車場を割安にすることで混雑を減らしましたが、それでも待ち時間が発生する日もあったということです。
福岡国際空港国内営業開発課 岩本哲也課長「東アジア、東南アジアの玄関港として先進的な空港魅力あふれる施設にしたい」
これまで使われていた駐車場は解体され、店舗やホテルが入居する複合施設となる予定です