野球界の発展に貢献した人物をたたえる野球殿堂。ことし、殿堂入りするメンバーが発表され、現在、広島カープの球団アドバイザーを務める 黒田博樹 さんが選ばれました。その野球人生を振り返ります。

黒田博樹 投手(1996年)
「ストレートでどんどん三振をとっていけるピッチャーになりたいと思っていますので応援、よろしくお願いします」

黒田博樹さんは、1996年にドラフト2位でカープに入団。1年目から23試合に登板し、6勝をマークします。

その後は2005年に最多勝(15勝)、2006年には最優秀防御率(1.85)に輝くなど、カープだけでなく、日本を代表する選手へ成長。現在、監督の 新井貴浩 さんとは “エースと4番” でチームを支えました。

そして2007年、ファンに惜しまれながらもメジャーリーグへの挑戦を選択します。

MLB(2008年~2014年)212登板 79勝 1319回 986奪三振
2014年には日本人初となる5年連続2けた勝利、さらに 野茂英雄 さん以来となる日米通算3000投球回も達成。