新たな手口の犯罪への対応を強化するため、広島県警は、県内8つの警察署を、近くの警察署へ統合する計画案を、県議会に示しました。
警察署の統合案は、26日の県議会の委員会で示されました。対象となるのは、大竹署や庄原署など小規模な8つの警察署で、隣にある警察署と統合したうえで、「分庁舎」とする計画です。分庁舎となっても、事件捜査や交通事故に対応する部署は残り、運転免許の更新手続きといった基本的な行政サービスは残るということです。
警察署再編の背景には、犯罪の手口が多様化していることがあります。窃盗や殺人といった「刑法犯」の認知件数や交通事故の発生件数は、ピーク時と比べて約7割から8割、減少しています。一方、深刻な特殊詐欺や、トクリュウ=匿名・流動型犯罪グループへの対応など、新たな課題も出てきています。
県警の大塚健滋 警務部長は「新たな治安課題への対処体制を強化し、警察力を最大限に発揮できる組織作りに努めてまいります」としました。
こうした犯罪に対応するため、県警の人員を再配置することを目的としています。県警は今後、県民からパブリックコメントを募集することにしています。



































