12日、消防の救助隊が大規模地震を想定し、実際の建物を使って壁を壊す救助訓練を行いました。

訓練には広島市東消防署と中消防署の救助隊員16人が参加しました。場所は解体予定のビル。実際に民間の建物を使った訓練は初めてだといいます。

大規模地震で建物が崩壊し、壁の向こう側に要救助者がいると想定して、壁を壊します。

まず、壁の隙間にファイバースコープを入れて要救助者を捜します。その後、排気ガスやほこりを最小限に抑えながら二枚刃のエンジンカッターを使って厚さ20cmの壁をすこしずつ切っていきます。

壁の穴は、担架が通るほどの大きさに作られ、その後救助がおこなわれます。

最後は、壁の破片が要救助者側に落ちないようドリルで少しずつ穴を空け壁を引き抜きます。こうして破壊訓練が終了しました。

東消防署光救助隊 竹下大河隊長
「今回は実際の建物でやらせていただく貴重な訓練機会なので、今回得た経験を活かして今後も救助技術の向上に努めていきたい」

13日もこの建物を使った別の訓練がおこなわれました。