「自分は、ただ空気を吸っているだけの無駄な存在だ」。かつて、そう自分を責め、暗闇の底で動けなくなっていた一人のアメリカ人男性がいました。 彼を救い出したのは、海の向こうからやってきた一台の「赤い日本車」――マツダ RX-7。 体を突き抜けるロータリーエンジンの鼓動とサウンドが、彼のなかの“楽しい”という感情を動かし始めます。

なぜこんなにも、この車は心を動かすのか。そこには、幾多の困難を乗り越えてきたマツダ、そして広島の街に宿る「不屈の精神(ネバーギブアップ)」の物語がありました。