日本との友好関係を深めるため、アメリカのユダヤ人でつくる団体が広島市の平和公園を訪れました。

「アメリカ ユダヤ人委員会」のテッド・ドイチュ理事長たち一行は平和公園の原爆慰霊碑に献花しました。

ドイチュ理事長は去年1月にも来日し、当時の岸田総理と面会しましたが、広島市を訪れるのは初めてです。

原爆資料館では、1発の原子爆弾で広島の街が破壊されたことなどの説明を受けました。

今回の来日は日本との友好・協力関係を深めるのが目的で、5日間の日程で東京と広島を訪れます。

広島では松井市長のほか、広島県被団協の理事とも面会し、被爆者から話を聞くということです。

米国ユダヤ人委員会 テッド・ドイチュ 理事長
「原爆資料館を見学して、大変心を動かされました。二度とこのようなことを繰り返してはいけないと強く感じました」

またドイチュ理事長は、イスラエルとハマスの戦闘について、トランプ大統領が提案した「ガザ和平計画」に協力すべきと訴えました。