7日午前、広島県廿日市市で小学生など19人がハチに刺され病院に運ばれました。全員、命に別状はないということです。

カメラマン「小学生が、ハチに刺された山です。付近に住宅などはありません。周辺一帯は、木が生い茂っています」
消防などによりますと、午前11時ごろ、広島県廿日市市栗栖で「15人くらいがハチに刺された」と119番通報がありました。消防が駆けつけ、小学6年生15人と、引率の教員など大人4人が病院に運ばれました。いずれも命に別状はないということですが、ハチに刺された影響で自力で歩けない児童も1人いるといことです。

廿日市市教育委員会によりますと、行われていたのは歴史を知るための社会見学で、友和小学校の6年生の全児童27人と教員らが、午前9時半頃から津和野街道に入り、集団で山道を歩いていたところ、およそ1時間後にハチの被害にあったということです。児童らには、長袖長ズボンと帽子を着用するよう、事前に指導していたということです。