広島市が要望しているETC専用の「高陽スマートインターチェンジ」の実施計画書がまとまり、近く、国に提出されます。

広島市は、山陽道の「広島東インターチェンジ」と「広島インターチェンジ」の間にある安佐北区の高陽地区に、ETC専用の「高陽スマートインターチェンジ」の設置を要望し、国と協議を続けています。

広島市役所で開かれた協議会には、国・市・西日本高速道路のほか警察や地元町内会の関係者が出席しました。

初めに広島市の担当者が、「スマートインターチェンジは、交通の利便性向上や定住を促進し、地域コミュニティの活性化につながる」と期待を述べました。

会議は非公開で、インターチェンジの位置や構造、工事期間や概算事業費などをまとめた「実施計画書」が承認されました。

広島市 道路交通局 道路部 福田隆雄 部長
「人口減少、高齢化が進む高陽地区の活性化に貢献する」

広島市では今後、国に速やかに「実施計画書」を提出し、今年度中には、新規事業として選定されることを目指しています。