尾道市のフェリー会社が海上での事故を想定した訓練を行いました。
訓練は適切な対応を把握して海上での事故に備えようと毎年行われています。ことしは広島と愛媛の4つのフェリー会社の乗組員や地域住民などおよそ60人が参加しました。
乗組員
「本船から海中転落者が発生しました」

走行中の船から海に人が転落したという想定の訓練では、声かけをしながら浮き輪を投げ込みはしごを使って転落者を船に引き上げ救助しました。
三光汽船 香川一紀 社長
「安全意識を少しでも持ち続けることで、安全安心というものがお客さんにも伝わっていると思う」

訓練では船上での車両火災の消火も行われました。参加者は非常時における対応の手順や連携を確認していました。