原爆資料館で行なわれている被爆直後の写真や映像を紹介する企画展の会期が、10月まで延長されることになりました。
展示されているのは、ユネスコ「世界の記憶」への登録を目指して広島市と、RCCなど新聞・放送の5社が申請している写真と映像です。

1945年12月末までに撮影されたもので、RCCが申請したのは、日本映画社が被爆から2か月後に撮影した110分の記録動画フィルムです。
力なく横たわる被爆者や破壊されたまちの姿を、まとまった形で後世に伝える貴重な映像です。
このほか約140点が展示されていて、多くの見学者が訪れています。

企画展は来月16日までの予定でしたが、3週間延長され、10月6日までの開催となります。
資料館では、「原爆被害の悲惨さを目で見て分かりやすく伝えている。多くの人にご覧いただきたい」としています。
