2024年、広島県内で発生した交通事故で亡くなった人は、記録の残る1948年以降で最も少なくなりました。
広島県警によりますと、2024年に県内の交通事故で亡くなった人は68人で、初めて70人を下回りました。このうちおよそ6割の40人は、65歳以上の高齢者です。
事故の状態別でみると、自動車やバイク・自転車に乗っていて亡くなった人は40人で、2023年より13人減少しました。県警は、死亡事故が相次いだ夏ごろから、検問など街頭での指導や取り締まりを強化したということです。
一方、歩行中に亡くなった人は、おととしより3人多い28人でした。道路の横断中だった人は23人で、このうち横断歩道やその周辺を横断中に亡くなった人は12人でした。
県警は、ドライバーには「横断歩道での歩行者優先の徹底」と「早めのライト点灯」を、歩行者には「横断歩道のある場所での道路横断」と「反射材の活用」を呼びかけ、事故の防止をはかりたいとしています。


































