8月4日(日)広島 vs. 中日(マツダスタジアム)
カープは、相手先発の 根尾昂 に対しファーストに 林晃汰 、セカンドに 二俣翔一 、レフトに 中村貴浩 とスタメンに若鯉を積極起用し、本拠地で6連勝を目指します。

カープ打線は初回、ノーアウト・3塁・1塁といきなりチャンスを作ると打席には2000年生まれ、根尾と同世代の3番・中村貴浩。初球をとらえた当たりはピッチャーのグラブをはじき、先制のタイムリー内野安打。

再び3塁・1塁とし、同じく2000年生まれの4番・小園。初球をライト前へ運び、追加点を挙げます。

このあとも坂倉や矢野のヒットなど勢いにのったカープ打線は、この回、一挙5得点。


さらに2回には秋山が、4号ソロホームランを放ち、序盤から中日を突き放します。

大量援護をもらった九里は、5回、1か月ぶりの勝利へ正念場を迎えます。3点差とされ、なおも1アウト・2塁・1塁のピンチ。打席にはここまで2打数2安打と当たっている6番・ディカーソン。変化球で詰まらせると4-6-3のダブルプレー。ここを最少失点で切り抜けた九里は6回を投げ、9安打を許しながら3失点と粘りのピッチング。勝利投手の権利を得て、マウンドを後続に託します。

九里亜蓮 6回 球数86 被安打9 奪三振3 失点3
その後、2点リードで迎えた9回。マウンドに上がるのは、もちろん栗林。最後は守護神が圧巻の三者連続三振でゲームセット。栗林はリーグ単独トップの31セーブ。(広島 6-4 中日)

カープは、今シーズン初の6連勝で貯金も最多の11とし、首位キープです。
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青山高治 キャスター
ちょっと弾みがつく6連勝というか、なんかいろいろ気になり始める時期でもありますね。
コメンテーター 木村祐之 さん(広島ハートセンター 院長)
ここまで負け続けていた中日に対してここまで勝っていいんだろうかと思うぐらい、うれしいですね。
石田充 アナウンサー
新井貴浩 監督は、このカードが始まる前にうかがうと『全然、中日への苦手意識はありません』と力強く言っていたので…
木村祐之 さん
ほんまですか。
石田充 アナウンサー
数字を気にされない新井さん、その熱い気持ち。堅い守りも含めて見せてくれたなと思います。
青山高治 キャスター
大きい人間というのは数字を気にしないんですよね。
石田充 アナウンサー
あとはオリンピックの季節じゃないですか。土曜日は森下投手から栗林投手への東京オリンピック金メダリストリレーという2人のすばらしいピッチングもあったりして…
田村友里 キャスター
こういういい日に(RCC野球解説者の)天谷宗一郎さん、いないんですね。
石田充 アナウンサー
気づきました。天谷さんがいるときって週末、なんかねえ…っていう日が…
田村友里 キャスター
きょうはいっしょに喜べると思ったのに…
石田充 アナウンサー
きょうは諸事情があって…。6連勝して、あす6日から “勝負の9連戦” ですから、ぜひ、この勢いのまま、巨人・阪神という上位対決を。秋山選手が言っていました。「月曜日、いい形で戻ってきたい』と。その言葉どおり連勝を伸ばしてほしいと思います。
(RCC「イマナマ!」カーチカチ!テレビより)