スタジアムに名前が刻まれました。エディオンピースウイング広島で、建設に寄付をした人たちの名前を記した芳名板の除幕式が行われました。

芳名板があるのは、スタジアムの南西側、2階のパークコンコースです。芳名板は去年の9月末までに一口、5万円以上の寄付をした1万209件の個人や団体・企業の名前が刻まれています。およそ90センチ四方のステンレス製の板が高さ1・8メートル、全長41・4メートルに並べられています。板の配置は、広島の川をイメージしているそうです。

広島市の松井市長からは、寄付をした企業や個人の代表へ感謝状が贈られました。エディオン 久保允誉 会長
「(個人の寄付として1万人を超える人から)寄付をいただいて、スタジアムが今日ある。みなさんに感謝の気持ちでいっぱい。(スタジアムが)地域へ活力を与えるようにしていきたい」

スタジアムの総事業費およそ286億円のうち、3割にあたる77億円あまりが寄付金だということです。