米軍が日本側に対し、新たな兵器と置き換えると説明していた高機動ロケット砲システムについて、計画を変更し、県内での配備を継続する方針であることが分かりました。
米軍の高機動ロケット砲システム「HIMARS(ハイマース)」は、車両にロケット弾の発射システムを搭載した米軍の攻撃型の兵器です。米軍はHIMARSを2016年からキャンプハンセンの第12海兵連隊に配備。
2023年、日本側に対し、連隊が離島を拠点に活動する第12海兵沿岸連隊に改編するのに伴い、連隊の装備であるHIMARSや155ミリりゅう弾砲を地対艦ミサイル「NMESIS(ネメシス)」に置き換える方針を伝えていました。しかし、沖縄防衛局によりますと、米政府から「地域における日米同盟の抑止力・対処力の強化のため」として、HIMARSは撤去せず引き続き配備すると説明を受けたとしています。
また、155ミリりゅう弾砲についても第12海兵沿岸連隊を指揮する第3海兵師団に引き続き配備されるということです。
これを受け県は、基地負担軽減を求める姿勢を強調したうえで、配備継続による県内への影響について「情報収集し注視していきたい」としています。
米海兵隊は2026年5月に発表した2035年までの軍の目標をまとめた文書で、これまでの装備置き換えの方針に言及せず、有事における米海軍や同盟国との連携を前提に、複数の兵器や情報システムなどを組み合わせた戦闘能力の強化を重視する方針を強調しています。








