育てられない子どもを匿名で預かる「こうのとりのゆりかご」いわゆる「赤ちゃんポスト」。19年前の開設初日に預けられた男性がきのう那覇市で講演しました。
宮津航一さん:
「なぜ生い立ちを公表したか。それは感謝の思いですね。ゆりかごがあったから命を救ってもらった」
自身の生い立ちを語ったのは、熊本県に住む宮津航一さん(22)です。3歳の時、熊本市の慈恵病院に設置された、「こうのとりのゆりかご」に預けられました。
宮津さん:
「赤ちゃんならまだしも3歳なら何か記憶があるのではないかとよく聞かれます。ひとつだけ鮮明に残っている記憶があるんですね。ゆりかごの扉の絵と外観。頭の中にも写真で撮ったかのように鮮明に記憶として残っています」
育ての親となった宮津さん夫妻は航一さんが幼いときから出自を隠すことなく伝えて育てました。
宮津さん:
「家族とは血が繋がっているということではなくて、最後まで味方でいることだと何があっても味方でいることが家族だと。一緒に家族として過ごすときに何が大切かと、一つ目は家族の絆だと。もう一つ大事なのが何があっても味方でいるのが家族だとずっと父は言っていた」








