顔にすみを塗り合う奇祭、すみつけ祭りが大分県佐伯市で4年ぶりに開催され、参加者は今年1年の平穏を祈りました。
すみつけ祭りはかつて全国屈指の銀山として栄えた佐伯市宇目の木浦鉱山に約400年前から伝わる行事で、4年ぶりに開催されました。
約400人の参加者は「祝わせちょくれ」と声をかけながら大根の切れ端ですみを付け合いました。
参加者 「初めての参加でしたが、すみをつけられたりつけたりして楽しいです」 「自分の顔を見ていないから、どんな顔になっているかわかりません」 「祭りが続く限りはどんどん続いていって、もっと地域が活気づいてくれれば」
会場に笑い声が響く中、参加者はこの1年の無病息災や家内安全を願いました。